気持ち和らぐ便り |
暑中見舞いの手紙が届いた。
『……ベランダで飼っているメダカをスケッチしてみました。』
と、水彩スケッチを便せんに誂えた手紙。
涼しげな色使いと丁寧な文章に、気持ちが柔らかくなった。
ご主人の仕事の関係で関東へ行かれてからは、年賀状だけのおつきあい。
家事や子育てで慌ただしい日々を過ごしていた頃、
暮らしぶりが素敵で、お宅を訪ねることが何より楽しみだった。
合理的でいて、手抜きのない手作りの暖かさ。
少し年上の彼女の、当時と変わらない暮らしぶりが伺える手紙だ。
当時、「もう使わなくなったから…」と、子どもたち用にいただいたテーブルセット。
夫が塗りなおして、今は娘の子どもたちが使っています。^_^v