穏やかな元日 |
この神殿や奉納されている棟札や絵馬などが、
県下で二番目に古い(厳島神社の次とか)物であることがわかったのは14、5年ほど前。
しっかりしていた頃の父が、これらの事実をたどった郷土文化財保護に関わっていました。
取りやめになっていた十月の秋祭りも、十年ほど前に復活し、
ひととき賑わいの戻る場所です。
「東広島市の重要文化財」…ちょっと見では、とてもそんな由緒ある神社には見えないんですけど…。
午前9時半頃、手水舎の水も凍っていました。
両親の体調が万全なときは、揃って出かけたこの神社への初詣。
今年は始めて夫と二人きりで…。
小雪がちらつく冷たい元日の朝、お参りした後で御神酒をいただき、静かな田舎道を歩いて帰りました。
今年も、穏やかな気持ちで暮らせますように…。