叔母と『むかし話』 |
先日早朝、裏山にいるキツネを目撃したことを、M子叔母に話してみた。
『ほぉ〜、そりゃあギャ〜ギャ〜ギツネじゃわ。昔はお稲荷さんがあるところまで、この辺からキツネの通る道があって…』
叔母の懐かしい話が始まった。
話し好きな叔母とのたわいのない会話に、
子どもの頃、聞いたことのあるフレーズや言い回しを聞いて、
昔を思い出して笑うことがよくある。
叔母は、地元に昔から伝わる話にも詳しい。
10年ほど前に地元の教育委員会が発行した『黒瀬の民話』も、祖父たちから伝え聞いた昔話を、叔母が思い出してまとめ執筆したものである。
この地方の方言を忠実に再現して書かれた冊子は、父の書斎の本棚に収まっている。
当時は特に興味もなく見過ごしていたけど、改めてゆっくり読んでみようと思う。
父のいつものクセで、赤線やマーカーが引かれたその冊子を…u-u;。
ところで叔母はこうも言った。
『リョウコ、キツネを見たとは、まんがええねエ〜(運がいいね)』
叔母がそう言うと、ほんとうにそんな気がしてくるから不思議だ。
*その後、キツネはまだ現れてくれません。
ただ、未明に鳴き声を耳にしたことはありますが…^^;;
*民話の一つ『てるてる姫』は、地元の和菓子メーカーで同じ名前の和風パイとして販売されています^ー^。
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