父が生家に越して来た12年ほど前に、基礎以外はほとんど自分ひとりで建てたガレージ兼倉庫。
↓(去年の秋ごろ撮影)
そして昨夜、同じ場所からのようす…。
ミニショベルカーや溶接機などが鎮座していたこの倉庫は、機械いじりの好きだった父の、言わば隠れ家のような場所だった。
(かなり片付けがすんだ頃↓)
天井の鉄骨の梁をいかしたプランで、内部は全面的にリニューアル。
でも、一つだけ触らなかったところがある。
正面の脇にある勝手口である。
下の方にネコのくぐり穴がある鉄製のドアは、ネコ好きの父の手づくりである。
当初からこのドアだけは、取り替えずこのまま使おうと決めていた。
室内と合わせて白色を塗るか、今も思案中である。
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けさ息子が、勤め先の千葉に帰っていった。
普段はほとんど連絡をくれることもないが、仕事場の仕上がり状況に合わせて一週間の休みを取って、実家と言うには、まだ馴染みの薄い場所に帰って来てくれた。
自分から言い出した今回の休みは、終始作業を優先してくれて、ほんとうに助かった。

久しぶりに息子と向き合うことができて、夫にとってもいい“父の日”だったのではなかったかと思う。
きのう、仕事場の工事は足場もとれて一区切りした。
最後の床のワックス掛けが終わった室内。

見違えるようにきれいになった。
使われなくなったこの小さくて頼もしい建物は、私たちの仕事場として、再び役目を果たしてくれそうである。
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あすは、父に会いに施設にいく予定である。
月に一度会いにいくだけの親子の関係。
誰だかわからないだろうけど、手を取って、しっかり声をかけてこよう。
一日遅いけど、「ありがとう」と耳元で声を出して言おうと思う。
父の日のプレゼントが「ありがとうの言葉」だけになってから、随分長いような気がする。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。
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